ICL(眼内コンタクトレンズ)について
朝、目を開けてまず枕元のメガネを探す。旅行のたびに洗浄液とケースを持ち歩く。
子どもとプールに入っても、顔がぼんやりとしか見えない。
ICLは、こうした「見えない不便」から解放される手術です。角膜を削らないから元に戻せる。コンタクトのお手入れも、メガネのわずらわしさも、もう必要ありません。
でも、一生に関わる大切な目のこと。「どこで手術を受けるか」が、何より重要です。
ICL手術にあたって、私たち2人の認定医がお約束すること
1. ICLが最善でないなら、正直にそうお伝えします
レーシックや他の選択肢の方が向いている方には、その旨をきちんとご説明します。
2. リスクも、できないことも、隠しません
メリットだけ並べたご説明はしません。納得いただいた上で決めていただきます。
3. 手術は10分。責任は一生分です
眼科全般を扱うクリニックとして、ICLの先にある白内障や加齢による変化まで、お付き合いします。
── 院長 大川 / 副院長 髙橋(ともにICL認定医)
当院でICLを受ける3つのメリット
1. 白内障から網膜疾患まで ── 眼科手術全般に対応
当院はICL専門院ではありません。白内障・網膜硝子体・緑内障など、眼科手術全般を日常的に行うクリニックです。これが意味するのは、ICLの先にある「一生分の目の安心」をお届けできるということです。
- 将来、白内障になったら? → ICLレンズの摘出から白内障手術まで、当院で一貫して対応できます。
- 術中に予期せぬ事態が起きたら? → 網膜硝子体手術にも対応できる設備と技術が、その場にあります。
- 加齢で見え方が変わったら? → レンズの入れ替えも、他の眼科疾患の治療も、ワンストップで対応します。
ICLの手術そのものだけでなく、あなたの目の「これから」を丸ごと任せられる環境。それが当院の最大の強みです。
2. ICL認定医が2名常勤
ICL手術は、レンズ製造元であるSTAAR Surgical社から認定を受けた「ICL認定医」のみが執刀できるライセンス制の手術です。
当院では、大川院長・髙橋副院長の二人がともにICL認定医の資格を有しており、それぞれ年間1,000例以上(執刀医の手術記録に基づく集計)の手術経験があります。検査から手術、術後の経過観察まで、経験豊富な眼科専門医が一貫して担当します。
認定医が1名のクリニックでは、その医師が不在の際に対応が遅れるリスクがあります。2名体制の当院なら、術後のトラブルにも迅速に対応できる安心感があります。
※ 医師の詳しい経歴・資格は「医師紹介ページ」をご覧ください。
3. 視能訓練士4名+ICL認定医による2段階のカウンセリング体制
目の状態は一人ひとり異なります。当院では、手術前に時間をかけて精密な検査を行い、角膜の形状・前房の深さ・瞳孔径・生活スタイルまで総合的に評価したうえで、最適なレンズの度数やサイズを選定します。
カウンセリングの中心を担うのは、当院に常勤する4名の視能訓練士(国家資格を有する眼科専門の医療スタッフ)。検査結果の意味、レンズの選び方、術後の見え方や生活の変化まで、お一人おひとりに時間をかけて丁寧にご説明します。さらに、より専門的な判断や不安なご質問については、ICL認定医である院長・副院長が責任を持って直接ご説明します。
「とりあえず手術」ではなく、あなたの目にとって本当にICLが最善なのかを含め、正直にお伝えします。場合によっては、レーシックや他の選択肢をお勧めすることもあります。大切な目のことだからこそ、納得いくまでご相談ください。
手術の流れ
「何をされるか分からない」という不安を解消するために、手術の流れをご紹介します。
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適応検査(税込3,300円)
ICLが受けられるかどうか、目の状態を詳しく検査します。所要時間は約1〜2時間。検査の結果、手術が適応とならない場合もあります。
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カウンセリング
検査結果をもとに、ICL認定医がICLの適応やレンズの選定について丁寧にご説明します。リスクや術後の経過についても、この場で率直にお話しします。
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手術当日
点眼麻酔の後、片眼約10〜15分でレンズを挿入します。術後しばらく安静にしていただき、当日中にお帰りいただけます。
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翌日検診
翌日に経過を確認します。多くの方がこの時点でクリアな視界を実感されます。
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定期検診(術後6ヶ月間無料)
1週間後・1ヶ月後・3ヶ月後など、定期的に経過をフォローします。気になることがあればいつでもご相談ください。
ICLが選ばれる理由
ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削らずに視力を矯正する屈折矯正手術です。コンタクトレンズのような日々の手入れから解放されるだけでなく、レーシックにはない独自のメリットが注目されています。
角膜を削らない「可逆性」
レーシックは角膜をレーザーで削るため、一度手術をすると元に戻すことができません。一方、ICLは目の中にレンズを挿入する方法のため、角膜をまったく削りません。もし将来見え方に変化があった場合や、別の眼科治療が必要になった場合には、レンズを取り出して元の状態に戻すことができます。
強い近視・乱視にも高精度で対応
レーシックは角膜の厚さによって矯正量に限界がありますが、ICLは角膜の厚さに依存しないため、強度近視(-6D以上)や強い乱視にも対応できます。術後の見え方のクリアさ(コントラスト感度)にも優れているとされています。
ドライアイのリスクが低い
レーシックでは角膜の神経が切断されるため、術後にドライアイが生じることがあります。ICLは角膜の神経にほとんど影響を与えないため、ドライアイのリスクがレーシックと比較して低いことが報告されています。
紫外線カット機能を内蔵
ICLに使用されるコラマー素材には紫外線をカットする機能が組み込まれており、有害な紫外線から目を保護する効果が期待できます。
ICLとレーシックの比較
| ICL | レーシック | |
|---|---|---|
| 角膜を削る? | 削らない | 削る |
| 元に戻せる? | レンズ摘出で元の状態に | 不可逆 |
| 対応近視度数 | 〜約-18Dまで | 〜約-10D(角膜厚に依存) |
| 強度近視・強乱視 | ◎ | △ |
| ドライアイリスク | 低い | やや高い |
| 紫外線カット | あり(素材に内蔵) | なし |
| 日常のお手入れ | 不要 | 不要 |
科学的根拠(エビデンス)に基づく長期的な安全性
ICLの安全性は、世界的な臨床研究によって実証されています。現在主流の穴あきICL(EVO/EVO+ ICL)は、米国FDAの多施設前向き臨床試験において、3年間にわたる高い安全性と有効性が確認されました。従来モデルで懸念されていた白内障の併発リスクや眼圧上昇(瞳孔ブロック)のリスクも大幅に低減されており、長期にわたり安心して使用できるレンズであることが医学的に裏付けられています。
ICLのリスクについて
ICLは安全性の高い手術ですが、外科手術である以上、リスクがゼロではありません。当院では、メリットだけでなくリスクについても術前に丁寧にご説明しています。
ハロー・グレア
術後しばらくの間、夜間に光の周囲にリング状のにじみ(ハロー)やまぶしさ(グレア)を感じることがあります。多くの場合、数週間〜数ヶ月で軽減していきます。
眼圧の一時的な上昇
術後に眼圧がやや上昇する場合がありますが、通常は点眼薬で管理でき、短期間で安定します。
感染症
極めてまれですが、術後に眼内感染(眼内炎)が起こる可能性があります。当院では術中の徹底した感染対策と、術後の経過観察で早期発見・対応に努めています。
白内障の発生
現在主流の穴あきICL(EVO/EVO+)ではリスクが大幅に低減されていますが、レンズと水晶体の距離が近い場合、長期的に白内障が進行する可能性がゼロではありません。当院は白内障手術の実績も豊富ですので、万が一の場合も速やかに対応いたします。
適応外と判断されるケース
前房深度が浅い方、角膜内皮細胞数が少ない方など、検査の結果ICLが適応とならない場合があります。その場合は、別の矯正方法をご提案いたします。
当院の安心保証
術後1年間 レンズ入れ替え無料(1回)
術後の検査で予想と異なる度数のずれが見つかった場合や、予期せぬ合併症など、医学的にレンズの入れ替えが望ましいと判断された場合には、1年以内であれば1回無料で対応いたします。
術後6ヶ月間 検診費用無料
定期検診の費用は術後6ヶ月間無料です。経過が安定するまで、費用を気にせず通院いただけます。
ICL認定医2名体制による万全のフォロー
術後に気になる症状が出た場合も、ICL認定医2名体制でいつでも対応可能です。担当医が不在でも、もう一人の認定医が迅速に診察いたします。
手術費用(自由診療)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 両眼(乱視なし) | 630,000円 (税込 693,000円) |
| 両眼(乱視あり) | 700,000円 (税込 770,000円) |
| 適応検査 | 3,000円 (税込 3,300円) |
- 手術お申し込み時に、レンズ発注の前受金として20万円が必要となります
- クレジットカードでのお支払いに対応しています
- 適応検査の結果、手術が受けられないと判断される場合がございます。あらかじめご了承ください
ICL手術の費用は、確定申告時に「医療費控除」の対象となる場合があります。年間の医療費が一定額を超えた場合、所得税の一部が還付される制度です。詳しくは税務署または税理士にご確認ください。
よくあるご質問
- 手術は痛いですか?
- 点眼タイプの麻酔を使用しますので、手術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。術後に軽い異物感や目のゴロゴロ感を感じる方もいますが、通常は数日で落ち着きます。
- 手術時間はどのくらいですか?
- 片眼あたり約10〜15分程度です。事前の準備や術後の安静時間を含めても、来院からお帰りまで数時間程度を目安にお考えください。
- 術後、いつから仕事に復帰できますか?
- デスクワークであれば翌日〜数日後から復帰される方が多いです。ただし、目を激しく使う作業や運動については、医師の指示に従ってください。
- ICLは一生持ちますか?交換は必要ですか?
- ICLレンズは長期間にわたって目の中で安定するよう設計されています。通常、レンズの交換は必要ありません。ただし、将来大きな度数の変化や白内障の進行があった場合には、レンズの入れ替えや摘出を行うことがあります。当院では眼科全般を扱っておりますので、その場合もワンストップで対応可能です。
- レーシックを受けた後でもICLは可能ですか?
- レーシック術後の方でもICLを受けられる場合があります。ただし、角膜の状態や前房深度など詳細な検査が必要ですので、まずはご相談ください。
- 何歳まで手術を受けられますか?
- 一般的には21歳〜45歳程度の方が適応となりますが、目の状態によって個人差があります。適応検査で詳しくご確認いただけます。
- 検査だけ受けることはできますか?
- はい、もちろんです。適応検査を受けたからといって手術を強制することは一切ありません。まずは「自分の目がICLに合っているか」を知るところからお気軽にどうぞ。
まずは適応検査へ
「自分の目にICLが合うのか知りたい」——それだけの理由で構いません。
当院では、適応検査を受けたうえで手術をしないという選択ももちろん歓迎しています。
ICLのレンズはお一人おひとりの目に合わせたオーダーメイドのため、海外からの取り寄せに通常2〜3週間ほどかかります。ご希望の時期に手術を受けるためにも、お早めのご相談をおすすめします。
適応検査はお電話(03-5638-1622)でご予約いただけます(税込3,300円)