手術後のアフターフォロー

「手術して終わり」ではなく、「ここから先」がいちばん大切です

「手術は無事に終わった。でも、本当にこれで大丈夫だろうか?」

ICLや多焦点白内障手術を受けた多くの方が、術後しばらく経ってから漠然とした不安を抱きます。夜になると光が少しにじむ。なんとなく見え方に違和感がある。受けたクリニックは予約が取りづらく、ちょっとした相談ができない。定期検診の期間が終わってしまうと、これから先どこに相談すればいいのか分からない──。

手術そのものは片眼10〜15分。けれど、その後の人生は10年、20年、30年と続きます。手術後のアフターフォローこそが、本当の意味で「手術を受けてよかった」と思えるかどうかを決めます。

当院では、執刀するだけでなく、その先のあなたの目の人生をずっと支え続けることを大切にしています。

なぜアフターフォローが重要なのか

ICLも多焦点白内障手術も、術後しばらくは目の状態が大きく変化します。

ICLでは、レンズ位置の安定、眼圧の推移、ハロー・グレアといった見え方の変化への順応など、最初の数ヶ月の経過観察が欠かせません。多焦点白内障手術では、傷口の治癒(術後約1ヶ月)、点眼による炎症管理(術後約3ヶ月)に加え、新しい見え方への脳の順応にも時間がかかります。

さらに、どちらの手術も術後数年〜10年以上の長い時間軸で見守る必要があります。

ICL
将来、白内障が発症した際にレンズ摘出が必要になる可能性
多焦点白内障手術
後発白内障の発生、術後炎症や黄斑浮腫などへの継続的な経過観察

つまり、術後数ヶ月だけでなく、その後何年にもわたって「目の状態を継続して診てくれる場所」が必要なのです。

当院でアフターフォローを受ける3つのメリット

1. 眼科手術全般に対応しているから、術後のあらゆるトラブルを院内で完結

ICLや多焦点白内障手術の後に、別の眼科疾患(緑内障、網膜剥離、加齢黄斑変性など)が見つかることがあります。当院は白内障・網膜硝子体・緑内障など、眼科手術全般を院内で行っています。何が起きても、その場で診断から治療まで一貫して行えます。「手術後に別の問題が見つかって、新しいクリニックを探し直す」という負担がありません。

2. ICL認定医2名 & 白内障手術の豊富な実績

ICL認定医は、レンズ製造元STAAR Surgical社から認定された医師のみが執刀できるライセンス制の資格です。当院では大川院長・髙橋副院長の2名がICL認定医として常勤しており、それぞれ年間1,000例以上(執刀医の手術記録に基づく集計)の眼科手術経験があります。

ICL術後の見え方や眼圧に不安が生じた場合、認定医の専門的判断が必要になることがあります。2名体制なら、どちらかが常に診察にあたれます。

また当院は白内障手術の実績も豊富で、術後合併症への点眼・薬物治療、後発白内障へのYAGレーザー治療、網膜疾患への硝子体手術など、術後に必要となる処置を院内で完結できます。

3. 長く目を診ていける、経験と体制

目の健康は、人生のなかで長く付き合っていくものです。ICLや多焦点白内障手術を受けた後にも、年齢とともに別の眼科疾患と向き合う場面が訪れることがあります。

当院は眼科手術全般に院内で対応しており、これまで数多くの症例を積み重ねてきました。日々さまざまな目の状態と向き合ってきた経験があるからこそ、ICLや多焦点白内障の先にある目の変化に対しても、落ち着いて対応できる体制を備えています。

安心して目を任せていただける場所として在り続けること──それが、当院がアフターフォローで大切にしていることです。

ICL術後のアフターフォロースケジュール

時期 主な確認内容
翌日 眼圧、レンズの位置、視力
1週間後 傷口、ハロー・グレアの程度、眼圧の安定
1ヶ月後 レンズ位置の安定、視力のほぼ完成
3ヶ月後・6ヶ月後 眼圧、内皮細胞数、ボールト(レンズと水晶体の距離)
6ヶ月以降 年1回の定期検診で長期的な安全性を確認

術後6ヶ月間の検診費用は無料です。

多焦点白内障手術後のアフターフォロースケジュール

時期 主な確認内容
翌日 傷口、眼圧、視力
1週間後 炎症や感染症の兆候。目の圧迫・刺激に特に注意が必要な時期
1ヶ月後 傷口がほぼ閉じる時期。視力と新しい見え方への慣れを確認
3ヶ月後 点眼薬の使用が終了。最終的な視力評価
6ヶ月以降 後発白内障の有無、見え方の満足度を継続確認

多焦点白内障手術の術後検診は健康保険適用となります。

術中・術後に起こりうる合併症と当院の対応

「手術が成功すれば全て解決」ではありません。誠実に、起こりうる事態とその対応をお伝えします。

ハロー・グレア(夜間のまぶしさ・光のにじみ)

ICL・多焦点白内障の両方で、術後しばらく感じる方がいます。多くは時間とともに脳が順応します。強く残る場合は経過を見ながら対応策を相談します。

術後の経過観察と医学的判断

白内障手術後は、視力検査・眼底検査などを通じて丁寧に経過を確認します。検査で術後炎症、黄斑浮腫、眼圧の変動といった客観的な医学的所見が認められた場合には、所見に応じた点眼治療やレーザー治療など、医学的に必要と判断される対応を院内で行える体制を整えています。新しい見え方への順応には個人差がありますが、多くの方は経過とともに改善していきます。

眼圧の一時的な上昇

点眼薬で管理可能なケースがほとんどです。当院は緑内障診療にも対応しているため、長期的な眼圧管理も継続して行えます。

後発白内障(多焦点白内障手術後)

術後数ヶ月〜数年後に後嚢が濁ることがあります。YAGレーザーによる外来治療で対応可能です。

ICL術後の白内障発症

将来的に白内障が発症した場合、ICLレンズの摘出と白内障手術を当院で一貫して行えます。

駆逐性出血(術中の重篤な合併症)

白内障手術中に、血圧の急激な上昇などをきっかけに脈絡膜の血管から大量の出血が起こる、発生頻度約0.03%(約3,000件に1件)の極めてまれな合併症です。現在の小切開手術によりリスクは大きく低下していますが、発症した場合は視機能に重大な影響を及ぼす可能性があり、迅速な処置が求められます。当院は網膜硝子体手術に院内で対応できる体制を備えており、万が一の事態にもその場で対応できます。

感染症(術後眼内炎)

極めてまれですが、術後に眼内へ細菌が侵入し炎症を起こすことがあります。発症した場合は緊急対応が必要です。当院では術中の徹底した感染対策と術後の経過観察で早期発見に努めるとともに、必要に応じて網膜硝子体手術にも院内で対応できる体制を備えています。

リスクをゼロにすることはできません。だからこそ、「何かあったときに頼れる場所」を持つことが、長期的な安心に繋がります。

当院のアフターフォロー保証

ICL術後 検診費用6ヶ月間無料

経過が安定するまでの大切な期間、費用を気にせず通院いただけます。

ICL認定医2名体制でいつでも対応

担当医が不在の日でも、もう一人の認定医が診察にあたります。

客観的所見に基づく追加治療の体制

検査で術後炎症・黄斑浮腫・眼圧変動など術後の医学的所見が確認された場合には、所見に応じた点眼治療・レーザー治療など、医学的に必要と判断される対応を院内で行える体制を整えています。

予期せぬ合併症への院内対応

術中・術後にまれに発生しうる合併症についても、網膜硝子体手術を含む眼科手術全般に対応できる院内体制で、迅速な対応に努めています。

よくあるご質問

他院で手術を受けたのですが、アフターフォローだけ当院で受けることはできますか?
はい、可能です。他院で手術を受けた方の経過観察や、術後トラブルのご相談もお受けしています。手術記録(執刀医・使用レンズの種類など)が分かる書類があるとスムーズです。
多焦点レンズに慣れない場合はどうなりますか?
新しい見え方への順応には個人差があり、多くの方は時間とともに見え方に慣れていきます。経過観察のなかで、検査により術後炎症や黄斑浮腫など客観的な医学的所見が確認された場合には、所見に応じた点眼治療やレーザー治療など、医学的に必要と判断される対応を院内で行える体制を整えています。
ICLを入れたまま、将来白内障になったらどうすればいいですか?
ICLレンズを摘出した後、通常の白内障手術を行います。当院は白内障手術の実績が豊富ですので、ICL摘出と白内障手術を一貫して行えます。
術後検診はどのくらいの頻度で必要ですか?
ICLの場合、術後6ヶ月までは経過に応じて月1回程度、その後は年1回が目安です。多焦点白内障手術の場合も、術後3ヶ月までは月1回、以降は半年〜年1回が目安です。
仕事帰りに通院できますか?
JR錦糸町駅南口より徒歩1分(テルミナ35階)です。平日は18:15まで診療しています(木曜・祝日は休診)。
手術から何年も経っていますが、相談しても大丈夫ですか?
何年経っていても問題ありません。気になる症状があれば、いつでもご相談ください。

まずはご相談ください

手術を「受ける場所」を選ぶことと同じくらい、「術後ずっと頼れる場所」を選ぶことは大切です。

ICL・多焦点白内障手術を検討中の方も、すでに他院で手術を受けてアフターフォローでお悩みの方も、お気軽にご相談ください。